政府の仕事 governmental activity 2004 7 16
最近の日本政府の主な仕事は、「ジェンキンス氏のお世話」でしょうか。
そんな政府の仕事ぶりを見て、株式市場の一部では、こんな声があります。
「政府は、何もしなくてもいい。下手に仕事をされると、株価が下がる。」
しかし、こういう考え方は、間違っています。
何のために、政府はあるのか。
何のために、政治家はいるのか。
強者は、政府や政治家を必要としません。
むしろ、強者は、上記のようなことを考えています。
政府や政治家は、弱者のために存在するのです。
もちろん、これは、弱者を甘やかすことではありません。
弱者が自立できるように、教育や職業訓練に力を入れることです。
また、国民の多くが、娯楽などの享楽的な生活に流されている時は、警告することです。
文明の終わりは、いつも同じです。
政府や政治家は、時には、羊飼いです。
それなのに、羊の群れと一緒になって、日々、惰性のまま生きることは、国が混乱します。
まず、政治家が、国民の模範となれるように、正しい姿勢や生活を示すべきです。
国民は、政治家をよく見ていて、結局、政治家のやることを真似することになるのです。